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ChatGPTとは?できることや始め方・使用例を具体的にご紹介!

今回は今話題の「Chat GPT」(チャットジーピーティー)についてご紹介をしたいと思います。何かと話題のChat GPTですが皆様の中には自分が使うだけでなく、ご自身の会社などに導入してみたいと考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、今回はそのような方たちに向けてChat GPTの概要をビジネスユースの視点でご紹介していきます!

目次

ChatGPT(チャットGPT)とは?

ChatGPTは、OpenAIというアメリカの非営利団体が開発したWEB型のAI チャットツールです。とにかく「ほぼ人間」というレベルの高精度な回答を自動生成することで話題です。

Chat GPTはGPT(Generative Pre-trained Transformer)という自然言語のAIプログラムをベースに作られており、このGPTシリーズは3.5から直近4(2023年4月時点で最新)にUpdateされ、大幅に精度が高まったことが話題になっています。

なんとGPT4は米国司法試験で上位10%の成績をとったことも公表されています。このGPTシリーズはインターネットや様々なメディア、書籍などの情報をインプットしているためそれらの情報を自然な文章で返答することができるのです。

ChatGPTの特徴

では、もう少し具体的にChat GPTの特徴を見ていきましょう。

自然な文章

ChatGPTは、大量のテキストデータを学習することで、人間のような自然な文章を生成したり、理解したりする能力を持っています。これにより、人間との自然な会話が可能になります。おそらく今後は自動音声などの裏にChat GPTが組み込まれることで人間の代替をしていくものと考えられます。

柔軟性

Chat GPTは様々な問いに答えてくれますし、大阪弁でしゃべってなどというと大阪弁で情報が返ってきます。それくらい柔軟に会話が可能です。

アイデアの独創

あらゆるインターネット上の情報からChat GPT自身でアイデアをつくってくれます。例えばネーミングを考えてといったことも対応してくれるのです。以下は弊社の名前を考えてもらった例です。うーん中々かっこいい名前が多くてまよっちゃいますよね!

ChatGPTの仕組み

Chat GPTは、インターネット上の情報や書籍などで事前学習された大規模なAIモデルです。そのため、多様な自然言語に対して高い精度を発揮することができます。また、文脈を理解し、より自然な対話を行うことができるようにTransformerという技術を使い、人工知能としての自然言語処理の能力を大幅に向上させています。

すでにChat GPTはAPI(他のサービスからの呼び出し口のようなもの)が公開されていますので、Webサイトやアプリ、スマートスピーカーなどの多くのアプリケーションで使用されています。ちなみに多くの企業で懸念されているChat GPT経由の情報漏洩ですがAPIを利用した場合は質問内容などは保存されないモードも選択できるためその懸念も払拭できそうです。

ChatGPTの始め方

始め方はとても簡単です。旧モデルGPT3.5ベースであれば無償で利用可能です。

1.ますChat GPTのサイトにアクセスします(https://openai.com/blog/chatgpt

2.「Try ChatGPT」を押します。

3.「Sign Up」を押し、その後アカウントを作成します。(GoogleかMicrosoft Accountがあればそちらを利用できます)

4.ログインしたらメッセージを送ってみましょう。これで会話ができます。

ChatGPTの使用例

では次にChat GPTをビジネスシーンで利用する方法をいくつかご紹介していきます。

返信メールを書いてもらう

まずは返信メールです。社会人の皆さんは日々メールを書いているかと思いますが、案内文など形式ばった内容でインターネット上で文面のサンプルを探してメールを書くことはありませんか?このような場合、Chat GPTなら一発で適切なメール文面を作成してくれます。めちゃくちゃ便利ですよね!これならわざわざ文面を探さなくてもChat GPTが適切な分を作ってくれるのです。

キャッチコピーを考えてもらう

キャッチコピーといったアイデア発想系のタスクは今後Chat GPTにすべて代替されるのでは?と思うくらい、自然なコピーを考えてくれます。では弊社の情シス向けブログについてのキャッチコピーを考えてもらいましょう。

うーん、なんだか情報セキュリティに偏ってますね。やはり情シスの最新のトレンドはセキュリティなんだな、というのがとてもよくわかります。一方でセキュリティに偏った情報ではないため、修正を依頼してみました。今度はいい感じですね!

ただ5個って言っているのに10個だしてますが。。。こういった修正も対応してくれることや逆にちょっとミスとかするところは本当に人間の様で愛着もわいてきます。

アイデアをもらう

キャッチコピーといったテキストベースのアイデア以外にももっと企業戦略寄りのアイデアも生成することもできます。例えばアパレル企業を例にとって戦略チックなアイデア出しをしてもらいました。結構おっ!となるアイデアありますね。より細かい事例などを聞きたい場合もこのまま会話を続ければどんどん深堀出来るのでマネジメント層の方のアイデア発想にもとても使えるツールだと思います。

マクロを書いてもらう

Chat GPTはプログラムの生成もしてくれます。例えばビジネスシーンではExcelワークに困ることもあるかと思いますがこれらの自動化もできます。例えば大量のメールアドレスにメールを送る際にセルに記載している名前とメールアドレスのリストに沿って本文に名前を入れたメールを送るマクロのコードを生成してみます。そうするとVBAのソースが返ってきます。このままほぼ使えるレベルです。

今後世の中はどうなるのか?

さてこのように様々なことに応用可能なChat GPTが世の中を大幅に変える力を持っている、と感じることが出来ましたか?この技術が現在進行形で様々なところに応用されてきております。以下にその事例をご紹介します。

WEB検索がかわる

MicrosoftはOpen AIに投資をしていることもあり、すでにMicrosoftの検索エンジンであるBingにはGPT4の技術が応用されています。Googleも追随しており、今後WEB検索の在り方が探すから提案してもらうという形に変わってくるでしょう。そうなった際に余計な情報は目に触れなくなることからWEBマーケの在り方などは根本から変わりそうです。

オフィス製品への搭載

今後Office製品への搭載も決まっています。GPT4は画像生成にも対応しているため、今後は骨子を渡せばパワーポイントでスライドを作ってくれたり、データと見たい視点だけ渡せばExcelで分析資料を作ってくれたり、といった世の中になってくるかと思います。メールも勝手に返信しといて、としておけばOutlookで返信してくれるみたいな世の中になり、オフィスワーカーの生産性は大きく向上するのではないでしょうか?

カスタマーサポートへの応用

Chat GPTの登場によりなくなる職業の第1位がカスタマサポート系の職業といわれています。上述のとおりで自社製品の事をインプットすればあたかも人間のようにさらに正確な情報を回答してくれるAIが手に入ればそれだけでカスタマサポートは不要になりますよね。音声技術との接続もできる世の中のため、早々に代替されていくものと思います。

専門家いらずに

弁護士、税理士といった士業系の専門職もそれより詳しいAIが圧倒的に安い価格で回答してくれる世の中になれば皆そちらに流れていくことが予想されます。現時点でも契約書の生成やチェックなどもしてもらえますのでこのような専門家の職業も一部代替されそうです。

教育への応用

教育も大部分が代替されそうです。現時点でも人間のように講師が対応するAIベースの英会話アプリが実はChatGPTの技術を裏で使用していたことでニュースになりました。教育において知識を教える、という点は多くが代替されるのではないでしょうか?

おわりに

今回は話題のChat GPTについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

本記事で紹介したのはあくまで現時点の一部の情報のため、今後さらなる進化が世の中にもたらされそうです。皆様のビジネスへのインパクトの波及も十分考えられますので他社に遅れないよう、早期にChat GPTの活用を検討されることをお勧めします!

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