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Tableau Publicとは?できること、Tableau Desktopとの違いなど

「Tableauを触ってみたいけれど高くて簡単に手を出せない」

「2週間という短い期限でのトライアルはいまいち…」

という方や、

「Tableauについて調べていたらTableau Publicというものを見かけた」

「色々な製品がありTableau Publicでは何ができるのかよくわからない…」

と悩まれている方は多いのではないでしょうか?

今回は、無料で使えるTableau Publicについて紹介いたします。

Tableauを試しで使ってみたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

Tableau Public(タブローパブリック)とは

どのような製品なのか

Tableau Publicは無料で使えるTableau製品で、メールアドレスを登録するだけで使い始めることができます。

さらに、Tableau Desktopと同じ操作感でデータ可視化や分析を行うことが可能です。

しかし、利用可能なデータソースに制限があったり、保存したTableauファイルは一般公開されるなどTableau Desktopといくつか相違点があります。

Tableau Desktopとの違いについては後述します。

どのような人が使うのか

とりあえずTableauを触ってみたい人、Tableauでより良いダッシュボードを作成したい人、

Tableauのコミュニティを形成したい人、などTableauに携る方全員に向けられた製品です。

一方で、会社など組織での導入を検討している場合には向きません。

前述したように、Tableau Publicで作成したファイルは保存をするとすべて一般公開されてしまいます。機密情報等、外部に公開してはならない情報を扱う際はTableau Publicの利用は厳禁です。

Tableau Publicでできること

それでは、次にTableau Publicでは実際にどのようなことができるのかをご紹介します。

データソースへの接続

Tableau PublicでもTableau Desktop同様、コードを書いたり専門知識がなくともデータソースへのアクセスが可能です。

しかしTableau Publicでは接続できるデータソースに限りがあり、手元にファイルがあるデータと、WEB上のオープンデータ程度に限られております。

データのビジュアル化

Tableau Desktopと全く同様の操作が可能で、制限などもありません。

Tableau Publicでンプルデータ集も用意されているため、様々なダッシュボードを実際に作成してTableau操作への理解を深めることができます。

ダッシュボードの共有

データ分析をしたグラフやダッシュボードは一般公開(外部共有)することができます。

保存をすると自動的に自分のアカウントへアップロードが実行され、世界中のユーザーが閲覧できる状態になります。

URLを共有すればTableauユーザーでなくとも閲覧可能な状態となりますので、機密データや個人情報などはTableauPublicで扱わないことをお勧めします。

ローカルファイルでの保存は出来ませんのでご注意ください。

学習教材としての活用

データは全世界に共有されると説明しましたが、世界中で共有されているワークブックを見ることで、自分だけでは思いつかなかったような表現方法や書き方がわからなかった計算式を見る等、自身のスキルを磨くことができます。

「お気に入りの追加」機能もあるため、気になるダッシュボードがあれば都度ブックマークするとすぐに見返すことができます。

Tableau PublicとTableau Desktopの違い

Tableau PublicではTableau Desktopと比べて画面も操作もほとんど変わりがありませんが、

その中でも特に大きな違いを明確にするために今まで紹介した部分も合わせて解説していきます。

料金が無料

Tableau Desktopは1ユーザーあたり10万円/年と有料ですが、Tableau Publicは無料で利用できます。

接続できるデータソースに限りがある

Tableau Desktopはローカルファイルだけでなく多くのデータベースやクラウドサービスとの連携が可能ですが、Tableau PublicはローカルファイルとGoogleドライブ、オープンデータとの接続のみに限定されています。

外部公開のオンライン上にしか保存できない

Tableau Publicはファイルのローカル保存が出来ず、全て外部公開(Tableau Public Gallary)となります。

閲覧制限をかけることは出来ませんので、機密情報などは決して利用せず、扱うデータには十分に注意してください。

データの前処理ツールがない

Tableau Desktopではデータ前処理用製品のTableau Prep Builderが使えますが、Tableau Publicでは使えません。

データの前処理を行う場合はTableau以外の何かしらの方法でご自身で対応する必要があります。

Tableau Public 使用するにあたってのポイント

ここまでTableau Publicでできることや、Tableau Desktopの違いについてご紹介してきました。

ご紹介したTableau Publicでできることをを踏まえた上で、おすすめの使い方と注意点をまとめました。順にご覧ください。

おすすめの使い方

・Tableau Desktopのお試しとして使用する

 Tableau Desktopと同じ機能を無料で使用できるため、まず触ってみたいという人にとってはぴったりな製品です。データソースに制限はありますが、使い方を知る・勉強するといった目的であれば問題はないでしょう。

・Tableauの勉強として使用する、BIツールの勉強として使用する

 オンライン上に全世界のユーザーが作成したものが多くあるため、それらを参考にTableauの使い方、活用方法を勉強していくことが可能です。

・オンライン上に公開してポートフォリオ代わりとする

 Tableauのホームページでも記載されているのですが、作成したダッシュボードを一般公開することでご自身のTableauポートフォリオとして使用できます。

使用上の注意点

何度もお伝えしている通り、Tableau Publicで使用したファイルはオンライン上に保存され、全世界に公開されます。

組織の機密情報などを扱うようなことがあれば、情報流出につながります。

一般公開されているデータや個人で使用している公開しても問題ないデータなどを使用するように注意してください。

Tableau Publicのホームページにはサンプルデータも公開されています。

利用できるデータがなくて困っている方はぜひご利用ください。

まとめ

Tableau PublicでできることやTableau Desktopとの違いについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

Tableau Publicは扱うデータへの注意が必要ですが、無料でTableau Desktopとほとんど機能が変わらず使用できる、世界中のユーザーとダッシュボードを共有しあえる、様々な学習機会を獲得できます。

本記事がTableau導入の際のご参考に少しでもなりましたら幸いです。

また、データ利活用に関係する領域は今後も注目を集めていくと考えられます。

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