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WebFOCUS とは?概要や特徴、価格を分かりやすく解説!

大型ショッピングセンターの飲食店街やスーパー銭湯などで「ただいまの混雑状況」を見たことをある方も多いのではないでしょうか。
在庫データや販売データのデータ分析は、日次や週次などで行うことがほとんどですが、飲食店街やスーパー銭湯、サービスエリアの混雑状況もデータ分析結果となりますが、リアルタイム性が重要になります。

一概にデータ分析ツール(BIツール)といっても、得意/不得意がありますので、データ量や表示・更新頻度などに応じて、データ分析ツール(BIツール)を使い分けた方がよい場合もあります。

本記事では、情報システム部門のコンサルティングやBIツールでのデータの可視化・分析などデータ活用に関する多くの知見のある株式会社KUIXがこれまでの経験をもとにセルフサービスBIである「WebFOCUS」について、概要や特徴、価格などを解説いたします。

目次

WebFOCUS とは

WebFOCUSを一言で表すと、いつでも、どこでも、だれでもデータ分析をすることができるBIツールです。

WebFOCUSは、株式会社アシストが提供するパッケージ型ソフトウェアとなっており、Webブラウザ経由でアクセスするBIツールです。
そのため、企業内のオンプレミスサーバーはもちろん、AWSやAzureなどの仮想マシンにインストールして利用することもできます。
なお、通常こういったBIツールの機能やマニュアルは、製品導入後でないと公開されないということもありますが、アシスト社では、詳細なマニュアルが公開されております。

※WebFOCUSの詳細機能は公式サイトを参照ください。
WebFOCUSの機能概要
https://www.ashisuto.co.jp/webfocus/function/overview.html

補足:BIツール とは

BIツールを一言で表すと「大量データ」を「簡単」に「可視化」するソフトウェアです。
BIツールを導入した企業では、大量のデータを分析し、自社ビジネスを取り巻く環境で何が起きているのか?を迅速に把握できるようになります。
BIツールには、主に次の機能があります。
・大量データのサマライズと可視化
社内外のデータに接続し、大量のデータを集計および可視化(ビジュアライズ)することができます。
・データの深堀
大量データ全体の傾向を把握した上で、より詳細な傾向の要因の分析することができます。
・定型レポートの構築
データは自動更新されるため、レポートは1度作成すれば、常に最新データを確認することができます。
・データの出力(Excel, CSV形式でのダウンロード)
集計および可視化(ビジュアライズ)したデータは、ExcelやCSVファイルなどにダウンロードすることができます。

補足:セルフサービスBI とは

セルフBIサービスとは、WebFOCUSやMicrosoft社のPower BI、Tableau Software社のTableauのようにプログラミングなどのITに関する専門知識を必要とせずにデータの抽出から分析、レポート作成までを行えるツールを指します。

通常、十数年にも及ぶ社内の売上データなどの大量データを扱う場合は、SQLなどのプログラミング言語を用いてデータを抽出するなどプログラミングの知識が多少なりとも必要になり、研修などを受けて経験を積めばBIツールも使いこなせるようになりますが、誰でも簡単にすぐに使えるというわけではありません。

しかし、セルフサービスBIは、プログラミングなどの専門知識がなくても使えるように設計されているため、ある程度Excelなどを使える知識があれば、短期間で誰もが簡単にデータ分析をすることができます。

WebFOCUS の特徴

WebFOCUSの概要に続いて、主な3つの特徴についてご紹介します。

いつでも、どこでも、だれでもすぐに使える

まず1つ目は、いつでも、どこでも、だれでもすぐに使えることです。
前述の通り、WebFOCUSは、Webブラウザ経由でアクセス利用するBIツールのため、インターネット環境があればいつでも、どこでも利用することができます。

また、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からもアクセスできるため、マネジメント層や設計・企画部門以外にも現場層のユーザなどだれでも利用することができます。

なお、Excelへのデータ連携やExcel、CSV、PDF、PowerPointへデータエクスポートすることもできるため、必要なデータをメールやチャットツールで情報共有することも容易にできます。

ユーザー数を気にせず運用できる

2つ目は、ユーザー数を気にせず運用できることです。

通常、BIツールの料金体系は、ユーザーごとのサブスクリプションとなっておりますが、WebFOCUSは、BIツールの展開・教育にあわせて、閲覧ユーザー数を500名、1,000名、5,000名、10,000名といった区切りでのライセンスを提供しています。

これにより、利用ユーザーごとに購入・解約が不要でユーザー数を気にせず運用することができます。

セキュリティとデータガバナンスを集中管理できる

最後は、セキュリティとデータガバナンスを集中管理できることです。

WebFOCUSは、ユーザー単位でレポートのアクセス権管理など、ユーザーの役割によって詳細な権限設定をすることができ、レポート閲覧などの操作ログはすべて記録されます。

また、AzureActiveDirectoryなどと連携することによって、SSOもでき、さらにAWS RedshiftやGCP BigQueryなどクラウドサービスへのデータ別リクエスト状況などを確認することができるため、頻繁に利用されるデータを把握し、さらなるデータ活用を促進することもできます。

WebFOCUS の価格

WebFOCUSは、前述の通り、オンプレミスでのサービス提供となります。
WebFOCUSの各プランの詳細価格は要問合せとなっていますが、各プランは以下の形態で提供されています。

※各プランの詳細・最新は、公式サイトを参照ください。
WebFOCUSの価格・ライセンス
https://www.ashisuto.co.jp/webfocus/product/price.html

※利用ユーザーと作成ユーザーの違い
・利用ユーザー:分析レポートの閲覧ユーザー
・作成ユーザー:開発ツールを使い分析レポートを作成・実行するユーザー
作成ユーザー数は、利用ユーザー数に含まれます。

〇XSモデル
・利用ユーザー:500名まで
・作成ユーザー:125名まで

〇Sモデル
・利用ユーザー:1,000名まで
・作成ユーザー:250名まで

〇Mモデル
・利用ユーザー:5,000名まで
・作成ユーザー:1,250名まで

〇Lモデル
・利用ユーザー:10,000名まで
・作成ユーザー:2,500名まで

まとめ

セルフサービスBIである「WebFOCUS」の概要や特徴、価格などをご紹介しました。

Excelなどの表計算ソフトでのデータ管理やグラフ化や資料作成に限界を感じている方はBIツールの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

KUIXではただ導入・開発するだけでなく、導入後の利活用を実現することに着眼した、データレイク・DWH・データマート・BIツールの選定・導入からレポート作成、運用、啓蒙・展開までトータルのコンサルテーションなどを行っています。
「データマート/データレイク/DWH/BIツールを導入したい」
「すでに導入しているがデータ活用、展開が進んでいない」など
お困りの方は、ぜひお気軽にご連絡ください!お問い合わせはこちらから

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