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IBM Cognos Analyticsとは?概要や特徴、魅力を分かりやすくご紹介!

みなさんは、”IBM Cognos Analytics”というサービスをご存じですか?

昨今よくデータ分析という言葉を耳にするかと思いますが、データ分析時に多く使われるBIツールのなかに”IBM Cognos Analytics”という製品があります。

本日はこの”IBM Cognos Analytics”について、概要や価格、魅力をご紹介していきます!

目次

IBM Cognos Analyticsとは?

IBM Cognos Analyticsは、名前にIBMとつく通り、世界的に有名なITカンパニーであるIBM社によって開発された多機能BIツールです。

社内のシステムやデータを集約し可視化する機能に加え、AIによる予測情報も利用することができます。また、モバイルアプリを利用することで、タブレットやスマートフォンからもデータの確認をすることが可能です。

IBM Cognos Analyticsの基本機能

IBM Cognos Analyticsで利用可能な基本機能は以下の通りです。

・CSVファイルやExcel、スプレッドシートからのデータインポート
・クラウドやオンプレミスの様々なデータソースへの接続
 ※Google BigQuery、SQL Database、SAP BW等
・クラウドDWHに対する、データソースとしての活用
・ダッシュボード、レポートの作成、PDF化
・豊富に用意されたグラフを用いた表現
・ドリルダウン、スライジングなどの多次元分析
・モバイル端末からのデータ確認

BIツールに欲しい基本機能を漏れなく備えており、ダッシュボードは、初めて利用する人でも使いやすいドラッグ&ドロップ操作での作成が可能です。また、多機能で非常に細かな設定を反映させることも可能となっています。

IBM Cognos Analyticsの特徴・魅力

前項の通り、IBM Cognos Analyticsでは、多くのBIツールで必要な機能はしっかりと備えつつ、加えて以下のような魅力を備えています。

IBM社のソフトウェアとの相性が良い

IBM社の提供するBIツールの為、IBM製品の他ソフトウェアと相性が良く、多くの企業で使われているSPSS等とも連携することができます。

セキュリティレベルの高さ

IBM Cognos Analyticsでは、レポートやテーブル・行・列などに対して権限設定ができ、さらにCognosレポートにて、どのユーザが、どのデータにいつアクセスをしたか監視することが可能です。
多くのデータを取り扱う際に気になってくるのがセキュリティ面ですが、細かなデータごとにアクセス権限をコントロールできるのは魅力的ですね。

AIによるダッシュボードの作成支援

ダッシュボードを作る際、使い慣れていない人はどのグラフを選択すべきか悩む方も多いかと思いますが、IBM Cognos Analyticsでは、表示したいデータをダッシュボードにドラッグ&ドロップするだけで、AIが自動で最適なグラフを選びデータを表示してくれます。

そのほか、IBM Cognos Analytics上でAIアシスタントにテキストでの質問ができ、データに対しての知見を得ることもできます。
専門的な知識を持つ人がいない組織でも、AIの支援を受けながら誰でもレポートやダッシュボードの作成や、データ分析が簡単に行える点は、大きな魅力のひとつと言えます。

IBM Cognos Analyticsの価格

ここまでIBM Cognos Analyticsの概要や魅力をお伝えしましたが、実際に導入する際のプランと価格をご紹介いたします。
IBM Cognos Analyticsは、オンデマンド版、クラウド版、オンプレミス版の3つのプランに分かれており、価格はそれぞれ以下の通りです。

・オンデマンド版:Cognos Analytics on Cloud On-Demand
標準ユーザー 10米ドル ユーザ/月
プレミアムユーザー 40米ドル ユーザ/月

・クラウド版:Cognos Analytics on Cloud Hosted
モバイル 5米ドル/ユーザー/月
ビューアー 40米ドル/ユーザー/月
ユーザー 80米ドル/ユーザー/月

・オンプレミス版:Cognos Analytics Client- Hosted
モバイル 5米ドル/ユーザー/月
ビューアー 12米ドル/ユーザー/月
ユーザー 40米ドル/ユーザー/月
エクスプローラー 75米ドル/ユーザー/月
管理者 450米ドル/ユーザー/月

プラン内のユーザーの違いは、組織で利用することを前提とした管理者機能を備えたユーザや、使用できるAI機能やダッシュボード機能の種類によって変わります。
金額は変動する場合がありますので、使える細かな機能の点を含め、詳細はIBM Cognos Analyticsの公式ホームページをご確認ください。

まとめ

今回はIBM Cognos Analyticsについてご紹介しました。

IBM社の製品ということもあり、BIツールに求められる基本の機能はしっかりと備えたまま、セキュリティ面の品質、AIによる補助機能や、他IBM製品との連携しやすさがIBM Cognos Analyticsの強みと言えます。

すでに社内でIBM製品を多く使っている場合は、BIツール選定時にIBM Cognos Analyticsを選択しても良いかもしれませんね。

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