Business Intelligence(BI)ツールは、現代のビジネス上で重要なツールとなりつつあり、データを参考にした意思決定がビジネスの成功に直結するため、効果的なツールが求められています。
今回はBIツールの中でも注目されている製品の一つである「Domo」の魅力に焦点を当てて紹介します。
Domoはどのようなツールなのか、その魅力と機能について順に説明していきます。
Domoとは
Domoは、あらゆるデータを1カ所へ集約し、収集・蓄積・可視化・分析・共有が行えるSaaS型製品のBIツールです。
専門的な知識が必要なく、ブラウザ上での簡単な操作でデータソースへの接続ができ、データを見たいときに見るだけでなく、特定の状況となった場合には通知を送付しデータの監視が可能です。また、ITに詳しくない担当者でも利用しやすいインタフェースとなっていることも魅力の1つです。
Domoの特徴
Domoの魅力と機能は多岐にわたりますが、以下にその主要なポイントを詳しく説明します。
ユーザーフレンドリーなインターフェース
Domoは直感的なデザインと使いやすいインターフェイスであることが魅力です。
全体的にグラフィカルな画面になっており、データウェアハウスの構造も専門的な知識がないユーザでも理解し構築ができるような作りになっています。
メニュー画面はアイコン付の操作内容が想像しやすいメニューとなっており、基本的な操作はマウスですすめることができます。
ダッシュボードの作成は、画面に表示される質問のイメージを選択していく簡単な操作でほとんど出来上がります。
操作方法のe-leaningもDomo内に用意されており、ユーザが困ることなく操作できる環境が整っています。
リアルタイム、且つコミュニケーションをとりながらデータ分析が可能
Domo は変化するデータをリアルタイムで更新することが可能な為、データを確認する際には、常に最新データでの確認が可能です。
また、ダッシュボード確認画面にはチャットのようなメニューがついており、画像付きでコメントを投げかけることも可能です。
別途届いたメールやチャットを見ながら、ダッシュボード画面を確認しなければいけないような煩雑な操作をせずともデータの確認ができるため、組織内でスムーズに状況確認や共有ができる点も魅力です。
内蔵チャットでスムーズなコミュニケーションがとれる
前項でダッシュボード画面上のコメント機能について触れましたが、Domo内にはチャットツールがあり、特定のダッシュボード上に限らず状況の確認や共有を行うことが可能です。
ダッシュボード上には残しづらい、ちょっとした確認や共有、特定のメンバーにだけ向けた発信などを別のツールを起動せずとも容易に行える為、情報の確認や共有が活発になります。
AI・機械学習機能が利用できる
Domoは、プラットフォーム上でAIや機械学習モデルの活用が可能なフレームワークを提供しています。
テキスト生成や、テキストからSQLの生成、テキストからグラフや表の作成に必要な関数を生成するなど、データベースに対する複雑な命令を専門知識がないユーザでも容易に行うことができます。
売り上げの予測や、不正行為の検知、人の目では見落としてしまっている特定部署の貢献値分析などを行い、情報提供や提案を行ってくれます。
AI機能については現在も開発が続いており、今後ますます便利になるでしょう。
モバイルデバイスでも閲覧可能
Domoのデータは、タブレットやスマートフォンといったモバイル端末から確認することが可能です。
出張先や移動中、お客様先でのご提案など、PCを出すのが難しいような状態でも手軽にデータの確認ができ、移動中で重要なアラートはすぐに気が付けるよう、モバイル端末通知を送るような設定をすることもできます。
以上が簡単ですがDomoの魅力のポイントとなります。
尚、Domoについては2024年1月現在、価格表等は公開されておらず、ユースケースに合わせてのご提案となるようです。
無料トライアルも利用できるため、興味のある方は是非Domoの公式Webサイトをご確認ください。
まとめ
Domoは、そのユーザーフレンドリーなインターフェイスからはじまり、データの分析能力、カスタマイズ可能なダッシュボード、AI機能の活用など、多くの魅力と機能を備えています。
データ駆動型の組織文化を築くために、Domoは強力なツールとしてビジネスに価値を提供します。
データを活用した意思決定の質向上や、競争力を高めていくツールとしてDomoも含め各種BIツールを検討されてみてはいかがでしょうか。
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